最初に覚えた手話はコレ!小さいころの手話エピソード

手話講座

こんにちは、こだむ。です⚘ ⸝⋆

生まれながらに2つの言語を習得している方は、世界中にたくさんいらっしゃると思います。

例えば、

日本語と英語
日本語と韓国語
英語とスペイン語 などなど、、、

環境によってさまざまな組み合わせがあると思います。

そんな中でも私は、

日本語と日本の手話を

物心ついた時にはすでに話せるようになっていました。

そこで今日は、私が最初に身につけた手話についてお話ししたいと思います。

家族のコミュニケーションツールとしての手話

赤ちゃんが生まれると、

「最初に発する言葉は何かな?」と家族みんなでワクワクする瞬間が訪れますよね。

「ママ」かな?
「パパ」かな?

家族にとって大切な場面、

そんな微笑ましいやりとりが多くの家庭で繰り広げられることだと思います。

私は聞こえない家庭に生まれた、聞こえる1人目の子でした。

そのため、私が生まれる前の家族の中では、

手話が第1言語になっていたと思います。

私の存在が加わったことで、

日本語がより家庭内の会話の中心になったとも言えるかもしれません。

その環境に生まれた私は、

物心がついた時にはすでに

手話を使って家族とコミュニケーションを図っていました。

私が覚えた最初の手話

〈 見てくださっている皆さま 〉

私が1番最初に覚えた手話は、どんな言葉だったと思いますか?

覚えている限りでは、

おそらく

おいしい

だったと思います。

手話には地域差があることもありますが、

私の地域では「おいしい」は 

手のひらをほっぺにポンポンと当てる という表現をします。

母や父から「おいしい?」と尋ねられると、

笑顔で「おいしい!!」と答えていたのを今でも鮮明に覚えています。

ちなみに私は食べることが大好きなのですが、

この「おいしい」という表現をするのが好きで、食べることも好きになったのかな、、、なんて

今では思ったりします。

食事の時間に「おいしい!」と手話で伝えるたびに、

家族が笑顔で頷いてくれる。

その温かいやりとりが、私にとって楽しい思い出として刻まれています。

「ありがとう」や「ごめんなさい」より先に覚えた理由

よく使うものとして、

ありがとう・ごめんなさいという

表現ではないの?と思われるかもしれません。


確かに、一般的に礼儀やコミュニケーションの基本として「

ありがとう」や「ごめんなさい」は

重要な言葉だと思います。

ですが、幼い頃の私にとって、

それらは少し難しい表現だったのかもしれないと今は思います。


というわけで今日は、私が最初に覚えた手話についてお話ししました。

手話は言葉だけでなく、表情や気持ちも一緒に伝える大切なコミュニケーション方法です。

「おいしい」と表現するときは、

ぜひにこっと口角を上げて表現してみください。

そうすることで、より可愛く、自然と笑顔があふれます!💚

これからも手話の楽しさや魅力をお伝えしていきたいと思います!

それでは、また次回の「The CODA Explorer」でお会いしましょう!⚘ ⸝⋆

タイトルとURLをコピーしました