こんにちは、こだむ。です。
2024年、ついに【手話通訳者養成講座Ⅰ】を受講することができました!
今回は、私がこの講座を受けるまでにどんな経緯があったのか、そしてその過程で何を感じ、考えてきたのかを記録しておこうと思います。
手話奉仕員養成講座との出会い
私が初めて「手話通訳者になる道」を意識したのは、大学1年のとき。
学内に貼られていた一枚のチラシに、「手話奉仕員養成講座 開催」の文字がありました。
当時は特別な願望があったわけではありませんが、
どこかで「大人になったら自然と通訳者になっているんだろうな」と漠然と思っていた自分がいました。
講座の流れを調べてみると、
手話通訳者を目指すにはまずこの奉仕員養成講座を受けたあと、
「手話通訳者養成講座」へと進むのが一般的なステップだと知ります。
えっ、一発試験でなれるわけじゃないの⁉
― そんな当たり前のことすら、この時はじめて知ったのです。
コロナと仕事で見送っていた日々
奉仕員講座は1年間かけて修了しましたが、その後すぐに次のステップに進むことはできませんでした。
コロナ禍の影響や、仕事の忙しさを理由に、ずるずると時間だけが過ぎていきました、、、。
今思えば、完全に言い訳だったなと反省しています。
でも、その「時間をおいたこと」で改めて自分にとって手話がどれだけ大事かを見つめ直すきっかけにもなりました。
養成講座の存在を再確認、そして応募
昨年、少し時間に余裕ができたタイミングで改めて調べてみると、
私の住んでいる地域でも【手話通訳者養成講座Ⅰ】が開催されているとの情報を発見。
すぐに応募を決意しました!!!
しかし、ここでひとつ驚きの事実が…。
この講座、なんと“面接”と“筆記試験”があるのです!
正直、自信はありました。
普段から手話を使っているし、講座内容もある程度予測できると思っていました。
だから、特に勉強もせず、テキストも持たずに、気楽な気持ちで試験会場へ向かいました。
倍率3倍の衝撃と、試験当日の空気感
会場に到着して、最初に驚いたのは“人数の多さ”。
聞いた話によると、その年の応募倍率はなんと「3倍」だったそうです。
開始前の会場では、
多くの受験者がテキストを開いて勉強したり、
ペアで手話の練習をしていたりと、本気の空気が漂っていました。
一方の私は、というと…。
何も持ってこず、ただただ静かに時間が来るのを待っていました。
「あれ?これ、落ちる可能性あるぞ……」
試験の詳細は公開してよいのかわからないためここでは割愛しますが、
正直、会場を出るまでの自信と、結果が届くまでの不安には大きなギャップがありました。
合格、そして講座スタート!
結果的に、無事に合格をいただき、憧れていた【手話通訳者養成講座Ⅰ】がスタート。
この講座が、自分にとってどれだけ意味のあるものになるかは、受講し始めてすぐにわかりました。
手話の奥深さ、表現の幅、伝えるということの難しさと面白さ。
講座を通して、改めて“通訳者になる”ということの責任と意義を、体感することができました。
最後に:あなたの地域ではどうですか?
地域によって募集時期や選考方法も違うと聞いています。
「うちの地域はこんな感じだったよ」「こんな選考だった」など、情報をシェアしていただけたら嬉しいです。
お気軽にお知らせくださいね。
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